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さらば友よ

16年間という歳月を共に歩んできた愛犬、いや家族が
老衰で倒れた、7月8日の夜のことだった。

彼が我が家に来たのは俺が小学生にあがるかあがらないかぐらいの時だった
それからいまに至るまでずっと一緒だっただけにこの喪失感は計り知れない。
物心がついたころにはもう一緒にいたような気がする。

リトルの調子がおかしくなったのは6月ぐらいからだろうか
その前から予兆のようなものの片鱗を見せたもののいたって元気だった
血液検査したときなんてうちの父親より健康体だった。
まぁそんなことはともかく、6月ころから急に後ろの右足を引きずるように歩くようになった。
次第にその足は毛が抜け落ち赤黒く変色し始めた。
医者につれていっても原因は分からず恐らく老衰であろうということだった。
原因を追究するにはCTスキャンなどをしなければならないのだが、人と違って
犬は動くので、全身麻酔をかけないといけないらしい。
しかし老犬の体力で全身麻酔をかけると最悪目覚めることができなかもしれないらしい。
できることといえば痛み止めを出すことくらいだった。

しばらくは痛み止めの薬を与え続けたが症状は悪くなるばかりだった。
これ以上ないだろうというくらい衰弱してもいても、その翌日には
さらにこれ以上ないというほどに衰弱していった。
一日で体が一回り痩せ細ることもあった。
次第にひとりでは歩けなくなり、散歩には台車を用いるようになった。
夜な夜な泣き声を上げるようになり誰かがついていないと泣き続ける夜もあった。
水や食べ物も手をつけなくなり、骨と皮だけの体になりながらも必死で生きていた。
変色した足にハエのようなものがたかったりもしていた。
体が腐り始めたのだろう、正直もう見ていられなかった、安楽死させてやるのがいいのでは?
という意見も出た。しかし
目に大量のヤニを溜め体は痩せ、腐り落ちても泣き続けるリトルを見ていると
やっぱり最後まで見届けようと思った。みんなで必死に介護した。
体に触れると、体を引きつらせ驚くような態度を見せた。恐らく目と嗅覚も感じなくなった
のかもしれない、それでも生きていたので本当にすごい生命力だと驚かされた。
しかしやはり限界だったのだろう、この暑さと年には勝てなかったのか。
7月8日の19時に静かに息を引き取った。とても穏やかな顔をしていました。

このことはブログに書くかどうかはすごく迷ったのですが、やっぱり
書くことにしました。暗い内容で申し訳ない。
でも、日に日に弱っていく姿を見ていてもまだ死んだという実感がわきません。
もう一緒にいるのが当たり前すぎて
でもふとした瞬間に例えば家を出るときに犬をまたいでドアを開けるという一手間が
必ずあったのですが、それがないと物足りない気がするとか
そういう瞬間にもういないのかっていうことを感じたりはするんですが
まぁ、介護はものっそい大変でしたね、犬であんなに大変なんだから人を
介護するってなるとよっぽど大変なんだと思いますね。
でもまぁ、そのおかげで不思議と悲しくはないですね、死ぬ前に
できることはすべてしてあげることが出来た気がするので、そういう面では
よかったと思います。

ちなみに遺体は死んだ日の翌日に動物霊園にもって行き合同で焼いてもらうことになりました。
個別に焼いてお骨を拾って墓を立てたりもできるらしいのですが
うちにそんな余裕はないので、合同で焼いて合同の墓に入れてもらうことになりました。
ちなみに7月9日はうちの父親の誕生日(どうでもいい)でした。
一週間前後で焼くと行っていたので今頃はもう焼かれて墓に埋葬されていることでしょう。
しばらくしたら墓参りに行く予定です。

リトル今までありがとう、安らかに眠れ。
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  by makisimin | 2011-07-16 21:21

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